Captioの代わりは
Obsidian連携 シンプルメモ
Captio がサービス終了。「起動即入力・送ったら消える・余計なものゼロ」を、端末内 AES-GCM 暗号化された Outbox(オフライン対応)で取り戻した iOS アプリです。
- 起動即入力
- 端末内暗号化
- オフライン対応
※ このページはメモアプリ「Captio」(ワンタップで自分にメール送信)の代替アプリについての情報です。経費管理サービスの Emburse Captio とは異なります。
本文を読むSIMPLEMEMO / iPHONE

このページの目次
Captioは2024年10月にサービス終了。代替アプリ「Obsidian連携シンプルメモ」は、起動すると入力画面が開き、ワンタップで送信。Outboxと送信履歴は端末内でAES-GCM暗号化され、オフライン時はOutboxから再送します。Captioとの違いと5ステップの移行手順を解説。
実践の手順へ
Captioと同じ操作感を、すぐに取り戻す
Captioの「開く → メモ → 即メール → 消える」という筋肉記憶は、設定を少し合わせるだけでそのまま再現できます。次の4つを満たせば、初日から“いつものCaptio”の手触りに戻れます。
- 宛先メールをCaptioと同じアドレスに設定 → 過去のCaptioメモと同じ受信箱にメモが集約されます。
- ホーム画面の“Captioがあった同じ位置”にアイコンを配置 → 親指の動きが変わらず、起動が無意識に。
- ロック画面/ホームにウィジェットを追加(iOS 17以降) → 1タップでアプリが開きます(iOS 26以降の対応機種・言語なら、そのまま声のメモを始められます)。
- 「書く → ワンタップ送信 → 自動クリア」を1度試す → 体がCaptioの流れを思い出します。
さらに詳しい移行ステップと機能対応表、このページの5ステップ移行もどうぞ。
Captioに何が起きたのか — 完全タイムライン
CaptioはiOSの「自分にメール送信」アプリの中で最も愛されたアプリの1つでした。GTD実践者・ジャーナリスト・受信箱を収集ツールとして使う人々から熱烈な支持を受けていました。ここでは2010年頃のリリースから2024年のサービス終了までの経緯を時系列で整理します。
結論:Captioの操作感に着想を得た代替
シンプルメモは、Captioが大切にしていた3つの体験要素――起動即入力、送ったら消える、余計なものゼロ――に着想を得ています。メールの配信には、外部のサービスであるCloudflare WorkersとResend APIを使います。オフライン時はOutboxが未送信のメモを保持し、接続が戻ると再送します。Outboxと送信履歴は端末内でAES-GCMにより暗号化されます。これらの機能は、サービスや配信が途切れないことを保証するものではありません。
Captioの代替にObsidian連携シンプルメモを選ぶ3つの理由
Captio代替アプリの比較(ワークフロー)
終了したCaptioを参考として、シンプルメモ・Note To Self Mail・Note to Email・Captioo・Apple純正メモと並べました。配信と機能の一部は、2026年9月6日に各開発元の資料で確かめています(英語版と同じ内容)。共通の端末で計った速度の比較は載せていません。「ここでは未確認」は、その機能が無いという意味ではありません。
| 機能 | Obsidian連携シンプルメモ | Captio | Note To Self Mail | Note to Email | Captioo(808 inc.) | Apple純正メモ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| サービス状態 | 稼働中 | 終了(2024年10月) | 稼働中 | 稼働中 | 稼働中(別開発元) | OS標準 |
| 送信基盤 | Cloudflare + Resend | 告知に記載なし | 自分のメールサーバーまたはメールプロバイダ | SMTP直接 | 不明 | Apple共有シート |
| セットアップ | メール入力のみ | メール入力のみ | メールアカウントを接続(プロバイダごとの認証) | メール入力のみ | メール入力のみ | — |
| オフライン時の記録 | 端末内のOutboxから再送 | 端末に一時保存 | ここでは未確認 | ここでは未確認 | ここでは未確認 | メモのアカウントとダウンロード済みの内容による |
| 端末内のメモの暗号化 | AES-GCM(Outboxと送信履歴。通常のメールはE2E暗号化ではない) | ここでは未確認 | ここでは未確認 | ここでは未確認 | ここでは未確認 | アカウントとメモの設定による |
| 送信履歴 | アプリ内で確認 | 届いたメールが宛先の受信箱に残る | アーカイブ一覧 | ここでは未確認 | ここでは未確認 | メール送信の履歴ではない |
| 送信先メールの数 | 1件(設定で変更。変更後は再度認証) | ここでは未確認 | 複数のアドレス(プランの上限は最新の情報で確認) | 2件まで | 1件 | 制限なし |
| 添付・写真 | テキストのみ(設計) | 写真などに対応(旧App Storeの説明) | 有料版のみ | 写真複数枚OK | 写真に対応 | 対応 |
| ペースト(貼り付け) | 対応 | 対応 | 対応 | 不可 | 対応 | 対応 |
| ホーム画面ウィジェット | 対応 | ここでは未確認 | ここでは未確認 | ここでは未確認 | 開発元の説明にあり | 対応 |
| ダークモード | 対応 | ここでは未確認 | ここでは未確認 | ここでは未確認 | ここでは未確認 | 対応 |
| 広告表示 | なし | なし | なし | なし | あり | なし |
| 料金 | 無料1日3通+月500円/年5,000円 | 買い切り | 無料+有料機能 | 無料 | 無料(広告) | OS標準 |
| 対応プラットフォーム | iOS | iOS(削除済み) | iOS | iOS / Android | iOS | iOS / macOS / iPadOS |
シンプルメモのメール送信のしくみ
シンプルメモは「自分にメールする」使い方の選択肢の1つです。このページは開発元が書いています。以下は動作の説明で、第三者による順位づけや、計測した速さの比較ではありません。
Captioからシンプルメモへの移行手順(5ステップ)
Captioは「送信専用アプリ」だったため、過去のメモはすでにあなたのメール受信箱に残っています。データ移行作業は不要です。以下の5ステップで完了します。
- App Storeから「シンプルメモ」をインストール — App Storeで「シンプルメモ」または「Obsidian連携シンプルメモ」を検索、もしくはこのページのダウンロードリンクから直接インストール。アプリ本体は無料で、Freeプランは1日3通まで無料です(利用期間の制限なし)。
- Captioで使っていた宛先メールアドレスを設定 — 初めてメモを送るとき(または設定の「宛先」)に、Captioと同じ宛先メールアドレスを入力して認証。これだけで新しいメモが過去のCaptioメモと同じ受信箱に届くようになり、時系列で一括管理できます。Gmail、Outlook、iCloud、Yahoo!、会社メールなど、どのプロバイダでも可。
- テストメモを送信して受信確認 — 短いテストメモを書いてワンタップで送信。数秒以内に受信箱へ届くことを確認します。送信後はCaptioと同じく自動で画面がクリアされ、すぐ次のメモを書ける状態に戻ります。
- (任意)ホーム画面ウィジェットを追加 — ホーム画面を長押しして、ウィジェットの追加から「シンプルメモ」を選びます(表示はiOSのバージョンで異なります)。ウィジェット(iOS 17以降)をタップするとアプリが開きます。iOS 26以降の対応機種・言語なら、そのまま声でメモを始められます。
- (任意)Gmailで自動振り分けラベルを設定 — Gmailのフィルタ機能で「From: noreply@mail.simplememofast.com」のメールに「シンプルメモ」ラベルを自動付与。過去のCaptioメモ(送信元アドレスが違う)と新しいメモを検索で区別しつつ、同じ受信箱で時系列管理できます。
仕様・一次情報
- 対応OS
- iOS 16.0以降
- 送信方式
- Cloudflare Workers + Resend API(外部の配信サービス。宛先メールボックスとのOAuth連携は不要)
- オフライン
- Outboxアーキテクチャ(端末内 AES-GCM-256 暗号化ローカル保存 → 自動再送)
- 端末内暗号化
- AES-GCM-256(Outbox / 送信履歴、鍵は Apple Keychain 保管)
- 通信路
- TLS(HTTPS)
- サーバ保存ポリシー
- メール本文は恒常的に保存しません(送信処理時のみ通過)
- 無料プラン制限
- 1日3通まで(利用期間の制限なし)
- Premium
- 月額500円 / 年額5,000円(送信無制限)
Captioユーザーが「これがやりたかった」と思う使い方6選
Captio経験者が日常的にシンプルメモを使っているシーンを6つ紹介します。どれも「思いついた瞬間に受信箱に放り込む」というCaptio式メモ術の真髄を体現したシーンです。
よくある質問
Captioはなぜなくなったのですか?
開発元は captio.co でクラウドサービスの終了(2024年10月1日)を告知しています。告知によると、Captio はその約2年前に App Store から撤退しており、終了の理由として、アプリの安定性と安全性を保つための手間をかけ続けられなくなったことを挙げています。
2026年現在もっともCaptioに近い代替アプリは?
使い方によって合うアプリは変わります。Obsidian連携シンプルメモは、Captioのワークフロー(起動即入力・ワンタップ送信・送信後自動クリア)に着想を得た独立した選択肢で、端末内で暗号化されるOutboxと送信履歴を備えています。Note To Self Mail(Captioに似たUI)やNote to Email(無料・複数宛先)も選択肢です。このページはシンプルメモの開発元が書いており、Captioとその開発者はシンプルメモを推奨していません。
Captioのデータ(過去のメモ)は移行できますか?
Captioは"送信専用"アプリで、メモはアプリ内に保存されず、すべてあなたのメール受信箱に届いていました。つまり"移行作業"自体が不要です。Obsidian連携シンプルメモをインストールしたら、Captioで使っていたのと同じメールアドレスを宛先に設定するだけ。新しいメモも同じ受信箱に届き、過去のCaptioメモと一緒に時系列で管理できます。
Obsidian連携シンプルメモも将来突然終了しませんか?
ずっと使えると保証できるアプリはありません。シンプルメモはCloudflare WorkersとResend APIを使っているため、外部のインフラに依存しています。無料プランと有料プランは使う量に合わせたもので、将来もサービスが続くことを保証するものではありません。送信に成功したメモは、宛先のメールアカウントの可用性と保存期間の範囲で受信箱に残ります。Outboxに残っている未送信のメモは、まだ受信箱に届いていません。
Gmail以外のメールアドレスでも使えますか?
はい。Gmail、Outlook、Yahoo!メール、iCloudメール、会社メール、独自ドメインなどを宛先に設定できます。シンプルメモはCloudflare WorkersとResend APIを通じて送信するため、宛先のメールボックスへのOAuthによるアクセスは必要ありません。配信は、宛先のメールサービスのフィルタや可用性に左右されます。
無料で使えますか?料金は?
はい。Freeプランなら1日3通まで、利用期間の制限なく無料で使えます(クレジットカード登録不要)。Premiumプランは月額500円または年額5,000円で送信無制限+全機能解放。Captioは買い切りのアプリでしたが、シンプルメモは無料プランとサブスクリプションの有料プランで提供しています。
Captioo(語尾にoが追加されたアプリ)はCaptioの後継ですか?
いいえ。Captioo(808 inc.製)は名前とUIが本家Captio(Tupil製)に似ていますが、別開発元の別アプリで、後継・公式関係はありません。App Storeの説明によると、画像の送信やウィジェットに対応しています。シンプルメモは"Captioのワークフローに着想を得た体験を、独立基盤で再構築する"という設計思想で開発されています。
Android版はありますか?
現在シンプルメモはiOSのみ(iOS 16以降)です。CaptioもiOS専用だったため、利用層は重なります。Android版はありません。Androidユーザーで「自分にメール」系を使いたい方は、Note to EmailやEmail Meなどの代替を、または PCブラウザ経由でGoogle Keep→Gmail自動転送をご検討ください。
添付ファイルや画像は送れますか?
いいえ。シンプルメモはテキスト専用です(Captioは写真などの添付にも対応していました)。これは制限ではなく設計判断で、添付機能を省くことで、テキストをすぐ送るという中心の使い方に絞っています。画像やファイルを送りたい場合はiOS標準の共有シートやメールアプリが適しています。
attnoelで紹介されているNote To Self Mail / Note to Emailとはどう違いますか?
Note To Self Mailは、自分のメールサーバーまたはメールプロバイダに接続して送る方式で、複数の宛先・アーカイブがあり、添付は有料版です(Gmail専用ではありません)。Note to Emailは無料で、宛先は2件まで、写真を複数枚送れますが、貼り付けには対応していません。Obsidian連携シンプルメモは宛先のメールアドレスを設定するだけで、メールボックスのOAuth連携は不要です。Outboxと送信履歴は端末内でAES-GCM暗号化され、オフライン時はOutboxから再送します。選ぶ前に、今のストアの説明を確かめ、実際に届くかを試してください。
Captioユーザーの移行ガイド
Captioから乗り換える際に気になるポイントを、データ移行・ワークフロー・機能の3つの観点から詳しく解説します。結論から言えば、Captioユーザーにとって移行の手間は小さく、暗号化されたOutboxや送信履歴といった機能も使えます。
Captioが終了した理由:開発元が述べたこと
Captioの終了について一次情報となるのは、開発元の終了告知です。告知から分かるのはサービスの終了日と保守の手間の制約で、特定のAPIの問題や詳しい財務上の理由までは分かりません。
参考文献・出典
- [1] Ben Lenarts「Captio End-of-Life Announcement」captio.co(クラウドサービスの終了日 2024年10月1日。2026年9月24日に確認)
- [2] Engadget「Captio: The simple app that just might change your life」engadget.com(2010年9月30日。開発者 Ben Lenarts/Boonbits)
- [3] Apple Developer, "App Store Review Guidelines"developer.apple.com(2024年版)
- [4] Cloudflare, "Workers documentation"developers.cloudflare.com
- [5] Resend, "Email API documentation"resend.com/docs
- [6] NIST Special Publication 800-38D, "Recommendation for Block Cipher Modes of Operation: Galois/Counter Mode (GCM)"(2007年)
- [7] PR TIMES, 株式会社ユリカ プレスリリース「Captio代替アプリ"シンプルメモ"提供開始」prtimes.jp(2026年4月24日)
- [8] ITmedia Mobile「iOS向け「シンプルメモ」アプリ登場 思いついた内容を即メール送信」itmedia.co.jp
- [9] noteユーザー(@chronos0909、@39thankyou、@masatakashida 等)「Captio使えなくなった」報告群(2024年3月〜10月)