Obsidian / Properties

ノートの値を揃えて、一覧へつなぐ

Obsidianのプロパティ活用
frontmatterから一覧へ

状態、数値、チェック、日付、タグをノートに保存し、Dataviewで条件に合う記録を表示します。架空の三件を使った実GUI操作と、保存Markdownを確認した入門です。

プロパティは、ノート先頭のYAMLを扱うUI

Propertiesで入力した名前と値は、ノート先頭のfrontmatterに保存されます。例えばstatus: 進行中を揃えておくと、DataviewのWHERE条件で「進行中」のノートを選べます。本文に書いた普通の文章とは扱いが違います。

まず、何を比較したいかを決めて少数の項目を使います。この例では、状態をstatus、優先度をpriority、完了をdone、期限をdue、分類をtagsとしました。著者作成の架空記録で、利用者のデータではありません。

名前、型、値を順に決める

  1. ノートを開き、Add propertyまたは公式のCtrl/Cmd+;から項目を追加します。実機例ではAdd propertyをクリックしてpriorityを追加しました。
  2. 項目名の横の型アイコンを押し、Property typeを開いて型を選びます。実機ではNumberを選び、3を入力して保存しました。
  3. 既存のstatusはTextを選び、「未着手」から「進行中」へ変更しました。チェック、Date入力、Tags入力も実際のUIで変更し、保存YAMLへ反映されることを確認しました。
  4. Tagsは文字を入力するだけで終わらせず、フォーカスした入力でEnterを押して確定します。今回の補助操作も一度確定できず、再度Enterとフォーカス移動で保存を確認しました。
名前この例の型と値実機で行ったこと
statusText / 進行中Text選択、未着手→進行中
priorityNumber / 3項目追加、Number選択、3入力
doneCheckbox / trueまたはfalsefalse→true→false、最後にtrue
dueDate / 2026-10-0310月1日→10月3日
tagsTags / 検証、プロパティプロパティを追加し確定

公式資料では、同じ名前の型は保管庫全体で共通です。別の意味の値へ同じ名前を使い回す前に、型と用途を確認します。ListやDate & timeなど、ここで扱っていない型は今回の動作確認に含みません。

priorityをNumberとして3に保存した実Obsidianプロパティ画面
priorityのNumber型と保存値3。日付はまだ変更前。 原画像を開く
最終状態のstatus進行中、二つのタグ、完了チェック、10月3日期限、priority3が見える実画面
最終の保存状態。doneはチェック済み。 原画像を開く

保存したfrontmatterを確認する

下は調査Aの最後の保存全文、211 bytesです。GUIでdoneをtrueに変更した後の状態で、本文も含めて元Markdownと同じ内容です。

調査Aの保存Markdown全文を見る
---
status: 進行中
tags:
  - 検証
  - プロパティ
done: true
due: 2026-10-03
priority: 3
---

# 調査A

著者が検証用に作成した架空の記録です。顧客データではありません。

公式資料では、frontmatterはファイル先頭を---で囲み、名前: 値のYAML形式で記述します。プロパティ名は一つのノート内で重複させません。この例の数値3とチェックtrueは、それぞれ数値とbooleanとして保存されています。Dateはこの値を保存した確認であり、あらゆる日付形式や入力の正しさを検証した結果ではありません。

同じ値をTABLEとLISTの条件にする

実機では、公式Dataview安定リリースの三ファイルを隔離した保管庫へ事前にコピーし、実際の信頼確認でプラグインを有効にしました。これはBrowse/Installの画面操作を検証した記録ではありません。プラグインは第三者コードを実行するため、配布元と利用条件を確認して選びます。

リリース名は0.5.70、配布manifestと実画面の表示版は0.5.68でした。必要なObsidian最小版はmanifest上0.13.11、実際に動かしたObsidianは1.13.7です。DataviewJS設定はfalseで、次のDQLを実際のエディターへ入力し、Reading viewで表示しました。

フォルダー名記録、項目名、状態文字列を一致させます。調査A/Bは進行中、Cは完了です。

# Properties接続検証

著者が作成した架空の3件だけを表示します。

## 進行中の表

```dataview
TABLE status AS "状態", priority AS "優先度", done AS "完了", due AS "期限"
FROM "記録"
WHERE status = "進行中"
SORT file.name ASC
```

## 未完了の一覧

```dataview
LIST
FROM "記録"
WHERE done = false
SORT file.name ASC
```

## 保留の該当なし

```dataview
LIST
FROM "記録"
WHERE status = "保留"
SORT file.name ASC
```

TABLEは進行中の二件を表へ、LISTはdoneがfalseのノートを一覧へ出します。最後のLISTは保留のノートを選び、対象がない場合の実表示も確認しました。DQLの全機能、インラインフィールド、DataviewJSはここで試していません。

完了チェックを変えると、未完了一覧が2件から1件へ

条件調査Aのdone=falseGUIでdone=trueへ変更後
status = 進行中のTABLE調査A・B / 2件調査A・B / 2件。Aの完了値trueを表示
done = falseのLIST調査A・C / 2件調査C / 1件
status = 保留のLIST該当なし該当なし
変更前の未完了一覧に調査Aと調査C、保留条件に該当なしが見えるReading画面
変更前のLIST二件と、保留の結果なし。 原画像を開く
完了変更後のTABLE調査AとB、未完了LIST調査Cだけが見えるReading画面
変更後:TABLE二件、LIST一件。実画面をそのまま掲載。 原画像を開く

変更前のTABLE二件は実Reading DOMで確認しましたが、そのときのPNGは表より下へスクロールしていました。上の変更後PNGでは表二件と未完了一覧一件が見えます。表示位置や画像を作り直して置き換えていません。

ファイル一覧から調査Aと一覧ノートを再度開き、保存MarkdownのbytesとSHA256が同じことも確認しました。同じアプリ起動中の再表示で、アプリ全体の再起動や別端末の確認ではありません。今回の条件で値が表示へ反映された結果で、作業速度や生産性が上がるという因果は計測していません。

最終状態の四ファイルを保存する

実機で保存した原Markdownのbytesをそのままコピーしたファイルです。調査Aのdoneはtrue。以下の構成で、クエリのFROMとフォルダー名を合わせています。読者の保管庫での取り込みは未検証です。

保管庫/
  一覧.md
  記録/
    調査A.md
    調査B.md
    調査C.md
保管庫内の相対パス保存原本
記録/調査A.md調査A.mdを保存(211 bytes)
記録/調査B.md調査B.mdを保存(152 bytes)
記録/調査C.md調査C.mdを保存(150 bytes)
一覧.md一覧.mdを保存(472 bytes)

三記録の初期内容は検証前に直接作成しています。調査Aの項目変更と一覧ノートのクエリ入力がGUI操作の範囲です。B/CをGUIで一から作成した記録にはしません。

よくある質問

Obsidianのプロパティとfrontmatterは別のデータですか?
プロパティはノートの構造化された値を操作するUIで、値はファイル先頭のYAML frontmatterとして保存されます。今回の実機ではstatus、tags、done、due、priorityをGUIで操作し、保存されたMarkdownの値と照合しました。
プロパティの型はノートごとに設定しますか?
公式資料では、同じプロパティ名には保管庫全体で同じ型が使われます。名前の横の型アイコンからProperty typeを開いて型を選びます。今回の実機ではpriorityにNumberを選んで3を保存しました。すべての型や日付入力の検証を行ったわけではありません。
Dataviewでプロパティを一覧にする基本形は?
dataviewコードブロックにTABLEまたはLIST、FROMとWHEREを書きます。今回の三件では、FROM "記録"でフォルダーを対象にし、status = "進行中"のTABLEは二件、done = falseのLISTは完了チェック変更前に二件、変更後に一件でした。
ダウンロードした例はどの状態ですか?
GUIで調査Aのdoneをtrueに変更した後の保存原本です。記録フォルダー内に調査A・B・C、同じ保管庫の直下に一覧.mdを置く構成を示しています。今回の実機結果はTABLE二件、未完了LISTは調査C一件、保留は該当なしでした。読者の保管庫への取り込みや別環境の動作は未検証です。

公式資料と、この実機確認の範囲

GUI確認のUTC日は2026年9月30日、日本時間は2026年10月1日です。実画面、保存原本、固定ソース、補助の訂正、終了記録の不足は検証記録にまとめます。終了Closeは送信しましたが、記録器の終了順によりObsidianの終了コードは未記録です。

  • 確認済み:Linux Obsidian 1.13.7、五つの型の有限GUI操作、保存YAML、DQL三条件の実Reading表示、値変更と再表示、同じ起動中の保存一致。
  • 公式説明:Propertiesの保存形式・型の共有、Dataviewのfrontmatter/QUERY/TABLE/LIST/WHEREを固定資料で確認。
  • 未確認:全型・全入力検証、プラグインのセキュリティ監査、全DQL/JS、アプリ再起動、iOS、同期、SimpleMemo連携、大保管庫・速度・生産性。

公式Properties資料(固定commit) · Dataview公式資料(固定commit) · 確認した安定リリース

次に、クエリの書き方を広げる

値の名前と型が揃ったら、Dataviewの表示形式と書き方を確認します。一般的なDQL・インライン式・JSの違いは既存の解説へ進みます。

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