初期テスターからのフィードバック
Obsidian連携シンプルメモは、現在も初期ユーザー・ベータテスターのみなさまから日々フィードバックをいただきながら改善を続けています。匿名でいただいた声をテーマ別に要約し、それぞれへの対応と関連情報をまとめました。
App Store 公開レビュー
以下は App Store に公開されているカスタマーレビューです。本ページ後半の匿名ベータ要約とは性質が異なり、実際に投稿された内容をそのまま引用し、出典(App Store)へのリンクを添えています。現在の総合評価は ★4.1・27件の評価です。
入力がとにかくスムーズ!
「メモ帳使う時って、思考が煩雑になっていたりアウトプットしながら次の思考が出てきたりなど、使う時の動線が重要だと思っています。このアプリは本当にスムーズで『送信』ボタンを押した瞬間に新規画面が出てくるので、iPhoneのデフォルトアプリしか使ったことない人ほど使って欲しい。こんなに思考を止めずに能動的に考えたりアウトプットし続けられるのってなかなかない。仮に振り返りがしたくなったら履歴から検索できるのでなおさら思考が捗るので気兼ねなく使えるのがとてもいいです。」
このページについて
掲載しているフィードバックは、ベータテストおよび初期リリース期間中に、メッセージや直接のやりとりを通じていただいたご感想・ご質問・ご要望を、個人が特定されない形で要約・抽象化したものです。発言者のお名前・アカウント・連絡先は一切含みません。複数の方から似た傾向のお声をいただいた場合は、テーマとしてまとめて記載しています。回答や方針は、それぞれの声をいただいた当時(ベータテスト・初期リリースの時期)のものです。その後に変わったことは各項目に書き添えました。いま予定していることは 公開ロードマップ にまとめています。
テーマ1:初回登録・初印象
背景:Apple の Universal Clipboard は同じ Apple ID 配下の端末間でしか動かないため、Windows / Linux / ChromeOS との間にはクリップボードの壁があります。本アプリは「自分宛てメールへ書く」だけのシンプルさを守る代わりに、メール自体がもつクロスプラットフォーム性を自然に引き継ぐので、結果として「電子メールが届くあらゆる端末」がコピー先になります。設計時にここまで明確には謳っていなかった用途ですが、テスターの方が独自に見つけてくださった使い方として価値があります。活用事例 に追記検討中。
設計とのつながり:本アプリが「自分宛てメール」を出力先に固定している理由のひとつは、まさにこの「すでに通っている動線に重ねる」発想です。アプリを毎日開く必要がない代わりに、すでに通っているメールという経路に思考のかけらが流れ込むので、「メモした事実を思い出すコスト」が要りません。活用事例集 にも追記検討中。
背景:初回フローでつまずきやすいのは「メールに届いた認証コードを、アプリに戻って手入力する」往復の部分です。本アプリでは認証メール内のボタンからアプリへ戻り、コード入力まで橋渡しするようにしており、画面の行き来やコピペを最小化しています(iOS の認証コード自動入力とあわせて初回の摩擦を減らす設計)。「迷わなかった」という反応は、この往復をできるだけ消す設計判断が効いている証だと受け止めています。
テーマ2:気づいた点と対応
確認すること:端末のサイレントモードと、アプリの送信サウンド設定を確認してください。
送信の確認:音の有無だけではメールの到着は判断できません。未送信の状態と宛先の受信箱を確認してください。サウンド設定は FAQ「送信サウンドをオフにできますか?」 に明記しています。
当時の状況:iOSの WebView での初回読込時にまれに発生する事象の可能性があり、再現を確認していました。再読込で復旧することは確認済みです。お気づきの点があれば お問い合わせ からお知らせください。
当時の設計:「検索」が指しているのはメールクライアント側(Gmail/Apple Mailなどの検索)でした。本アプリは「投げ込み」に役割を絞り、「整理・検索」は普段使い慣れているメールクライアントに委ねる方針です。
当時の対応:表現が誤解を招きやすいというご指摘はその通りで、初回案内の文言を「お使いのメールクライアントで検索」と明示する形に改善を検討していました。アプリ内履歴一覧も過去メモを見返す手段として存在しますが、初回案内での説明が不足していたため、こちらも併せて改善する予定でした。(その後、初回の設定を終えたときに案内のメモを自動で送るのはやめ、最初の1通はご自身で書いて送る形にしました。いまのアプリでは、送ったメモをメールアプリの検索で探せるほか、履歴画面の一覧を下に引くと出る検索欄で、履歴に残っている最近のメモをキーワードで探せます。)詳しくは FAQ や メール管理のコツ もご参照ください。
原因:iOS のキーボード回避ロジック(ScrollView の inset 調整、SafeArea / keyboardLayoutGuide の制約)がフォーカス時に揃っていなかったことが原因。アクティブな入力欄が画面下に潜るケースが残っていました。
当時の対応予定:次のマイナーアップデートで直す予定としていました。フォーカス時に該当フィールドが必ずキーボード上にくるよう、スクロール挙動を明示的に揃える方針でした。(その後のアップデートで、キーボードの高さが後から変わる場合も含めて、入力欄が隠れないように直しました。)ご報告ありがとうございました。
テーマ3:ご要望・将来の方向性
当時の答え:「整理」はあえてアプリ側に持たず、Gmail フィルター・ラベル・検索演算子・AI 連携(Gemini/Apple Intelligence)といったメールクライアント側の機能で完結する設計を推奨しています。これらの具体的な活用方法は ブログ:メール管理のコツ や、関連する 活用事例集 をご参照ください。
当時の考え:「自分のメールに送る」一択をあえて維持していました。理由は、選択肢を増やすと「どこに送るか考える時間」が発生し、Captio が捨てたはずの摩擦が戻ってしまうため。一方で、メール経由で Obsidian や Notion に取り込む運用は十分実現可能で、これは ブログ や vs Obsidian の比較ページ で触れています。その後、Obsidianの保管庫のノートへの追記に対応しました(送信先のメールアドレスは今も1つです)。
当時の状況:旧 Captio と同じく全文のコピーだけでした。AI 連携のユースケースは想定しきれていなかったご指摘で、ロードマップの検討に加えるとお答えしました。(いまのアプリでは、履歴で送信済みのメモを長押しすると共有シートが開き、全文をコピーしたり、ほかのアプリに渡したりできます。)具体的な利用シーンや希望仕様があれば お問い合わせ からご共有ください。
当時の考え:おっしゃる通り、Save ボタン的なアクションがあると体験が広がりそうです。当時の「メモは必ず自分宛にメール送信される」設計は Captio の核心体験を守るための判断ですが、「送らない選択肢」を追加することは矛盾しないはず。(その後、Premium の「Obsidian のみに保存」を選ぶと、メールを送らずに Obsidian の保管庫にだけ残せるようになりました。)ロードマップの検討に加え、UI への組み込み方を考えるとお答えしました。希望される具体的な動き方(保留メモのアイコン位置、後から送信するときの動線など)があれば お問い合わせ からお聞かせください。
当時の挙動:メモの1行目は自動でメールの件名(Subject)に、2行目以降が本文(Body)になります。仕様としてはFAQと使い方ガイドに記載していますが、画面上のUIヒントはありませんでした。
当時の方針:1行目だけフォントウェイトを上げる、もしくは「件名」「本文」と薄いラベルを添える、というのは追加コストの低い改善案として有力で、ロードマップの検討に加えるとお答えしました。書きながら境界が見える方が直感的、というご指摘はその通りです。
答え:宛先1つという今の設計に合う使い方ですが、私たちは試していません。Slack の有料プランでは、チャネルごとに専用のメールアドレスを作り、そこへ届いたメールをチャネルに投稿できます。本アプリの宛先をそのアドレスにすれば、メモがそのチャネルに投稿される形です。ただし宛先は確認コードで認証するため、最初に確認コードのメールもそのチャネルに届きます。この認証の手順も含めて動作を確かめていないので、確認済みの使い方としてはご案内していません。「整理はメールクライアント/他ツールに任せる」という設計(Theme 3 の 送信先を Obsidian にしては? と同じ系統)を、Slack に当てはめた例です。
注意点:この Slack の機能は有料プランで使え、ワークスペースのオーナーや管理者が、使える人を制限している場合があります。設定方法は Slack のヘルプ をご確認ください。
当時の答え:当時、本アプリ単体に AI 機能はありませんでした(2026年7月からは、Obsidian 連携を設定した人が「AIタグ自動追加」をオンにすると、端末内の AI がタイトルとタグを付けます)。AI への渡し方は「メール経由で AI クライアントに転送・コピペ」または「履歴からコピー → ChatGPT / Claude / Gemini に貼り付け」という外部連携を想定しています。これは ブログ「AI とメモアプリの違い」 や ChatGPT 連携ワークフロー にもまとめています。
当時の方針:Theme 3 のもうひとつのカード「履歴からの部分コピー」と密接に関連するご要望で、AI 連携の動線(履歴からワンタップで AI に渡す、共有シート経由など)をロードマップで検討するとお答えしました(課金か無料かも未定でした)。(いまのアプリでは、履歴で送信済みのメモを長押しすると共有シートが開き、そこからほかのアプリに渡せます。)具体的なユースケース(どのAIに、何をどう渡したいか)があれば お問い合わせ からお聞かせください。
当時の考え:当初は「整理・検索」をメールクライアント側に委ねる設計でした(Gmail の検索演算子は非常に強力)。ただ、アプリ内で「自分が書いたメモの一覧」をその場で振り返りたいというニーズは別軸のものとして、確かに存在することに気付かされました。Theme 2 の「『検索すればいつでも戻れる』が分かりづらかった」が welcome 文言の話だったのに対し、こちらは in-app での検索 UI 追加のご要望です。
当時の方針:履歴一覧へのインクリメンタル検索(タイトル + 本文)の追加を検討するとお答えしました。(その後、履歴画面に検索欄を付けました。一覧を下に引くと出て、履歴に残っている最近のメモをキーワードで探せます。)希望される具体的な仕様(検索範囲、日付フィルタの有無など)があれば お問い合わせ からお聞かせください。
当時の考え:旧 Captio が培った「右上=送信」というメンタルモデルにならっていましたが、近年のチャット UI(Messenger、ChatGPT、Claude など)は キーボード直上の送信ボタン が主流。ユーザー世代や普段使うアプリによって最適解が分かれる領域です。一方で、設定アイコンが見つけづらいというご指摘は配置とは別問題で、視認性を高める余地があります。
当時の方針:(1) 送信ボタン位置のカスタマイズ(右上 or キーボード上)、(2) 左上=履歴/右上=設定 の役割を視覚的に明確化、の 2 点を、見た目のシンプルさを保ったまま検討するとお答えしました。具体的な好みがあれば お問い合わせ からお聞かせください。
当時の設計:本アプリは「書いて送る(投げ込み)」に役割を絞り、送信後のメモはメール側に確定する設計のため、アプリ内での再編集は想定していませんでした。テンプレートも未実装でした。
当時の方針:ジャーナリング/日次ログは相性のよい用途と考えており、(1) 履歴からの複製・再編集、(2) よく使う書き出しのテンプレート(日付ヘッダ、定型の見出しなど)の 2 点を、シンプルさを損なわない形でロードマップで検討するとお答えしました。具体的なテンプレート例があれば お問い合わせ からお聞かせください。関連:活用事例。
私たちの考え:本アプリの価値は「メモアプリ同士の機能比較」ではなく、メモを“自分宛てメール”として出力すること自体にあります。実際に価値を感じてくださっている方の使い方は—
・Gmail に送ると後から検索しやすい(強力な検索演算子で過去メモを即座に発掘)
・Gmail のスター/フィルタを自動化して ToDo 管理(受信箱がそのままタスク管理になる)
・端末が壊れてもメモはクラウドに残る=自動バックアップ(Apple メモも iCloud で同様ですが、メールはアプリ非依存で残る)
—といった、「メモ単体アプリ」では代替しにくいメール基盤ならではのメリットです。逆にこうした連携を使わない方には無料枠で十分なことも多く、そこは正直にそうお伝えしています。
当時の方針:この“なぜメールなのか/なぜ課金なのか”が初見で伝わっていない点は課題と受け止め、トップページや 活用事例・メール管理のコツ で具体的なメリットの言語化を強化するとお答えしました。率直なフィードバック、本当にありがとうございました。
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