シンプルメモ vs Google Keep
アカウント不要・直接メール送信
Google KeepはGoogleアカウントが必須で、クラウドにすべてのデータを同期します。Obsidian連携シンプルメモはアカウント不要で、メモをワンタップで自分のメールアドレスに送ります。プライバシーと速さを求めるなら、比較してみてください。
この比較はシンプルメモの開発元による、公開仕様と開発者の起動時間の計測(iPhone 16e・ウォーム起動)に基づく整理です。利用期間の記録は公開していないため、実体験レビューとしての評価は示していません。Google Keepはラベルやリマインダーでメモを管理でき、シンプルメモはメモを自分宛てに送ることに絞っています。
Google Keepとは
Google KeepはGoogleが提供する無料のメモアプリです。テキスト・音声・画像・手書きメモをGoogleアカウントに紐付けて保存し、Android・iOS・Web間でリアルタイム同期します。色分け、ラベル、リマインダー機能を持ち、Google WorkspaceやGoogleドキュメントとの連携も可能です。利用にはGoogleアカウントが必須で、すべてのメモはGoogleのサーバーに保存されます。メール連携は手動の共有操作が必要で、ワンタップ送信機能はありません。
比較表:シンプルメモ vs Google Keep
| 項目 | Obsidian連携シンプルメモ | Google Keep |
|---|---|---|
| Googleアカウント | 不要 | 必須 |
| 起動速度 | 0.4秒 | 2.1秒(計測の中央値・新規作成のタップを含む) |
| メール直接送信 | ワンタップ | 手動共有のみ |
| メモの保存先 | 自分のメール受信箱(当社のサーバーには本文を保存しない) | Googleのサーバー |
| 暗号化 | 送信待ちと送信履歴を端末内でAES-GCM(E2Eではない) | 通信中と保存時(E2Eではない) |
| オフライン対応 | Outbox自動再送 | キャッシュあり |
| ラベル・カテゴリ | なし(意図的) | あり |
| リマインダー | なし | あり |
| 音声メモ | なし | あり |
| 無料プラン | 1日3通 | 完全無料 |
| クロスプラットフォーム | iOS専用 | 全OS対応 |
Google Keepの将来性とデータポータビリティ
Googleは過去に人気サービスを終了したことがあります(Google Reader、Inbox by Gmail、Google+など)。Google Keepのメモは専用フォーマットでGoogleサーバーに保存されるため、サービス終了時のデータ移行は容易ではありません。Google Takeoutでエクスポートは可能ですが、HTMLまたはJSON形式でのバルク出力になり、他のメモアプリへの直接インポートには変換作業が必要です。
シンプルメモのアプローチは根本的に異なります。メモはメールとして送信されるため、データは最初から標準的なメールフォーマットで受信トレイに存在します。Gmail、Outlook、Apple Mailなど、どのメールサービスでも検索・フィルタリング・転送が可能。アプリが使えなくなっても、送ったメモはメールとして受信箱に残ります(受信箱に残すかどうかは、メールの設定と運用しだいです)。
4つの意外な違い
-
1
入力できるまでの実測差:0.4秒 vs 2.1秒
シンプルメモは起動0.4秒でキーボードが立ち上がります。Google Keepはメモ一覧が表示されてから新規作成をタップする必要があり、入力できるまで2.1秒(当サイトの計測。iPhone 16e・ウォーム起動の中央値)でした。5倍ほどの差があり、1日に何度もメモを取る人にとってこの差は体感で明確です。 -
2
メモの到達先:受信トレイ直行 vs Google Keep内保存
シンプルメモのメモはワンタップで指定メールアドレスに到着し、Gmail・Outlook・Apple Mailの受信トレイで即座に確認できます。Google Keepのメモはアプリ内に保存され、メールに転送するには4ステップの手動操作が必要です。メモが「どこに届くか」が根本的に異なります。 -
3
Googleアカウント依存:不要 vs 必須
Google KeepはGoogleアカウントへのログインが必須で、すべてのメモがGoogleのサーバーに保存されます。シンプルメモはGoogleアカウントも専用アカウントも不要。既存のメールアドレスを設定するだけで使えます(送り先がGmailなら、メモはGmailの受信トレイに届きます)。 -
4
テキスト入力の集中度:1画面 vs カード+色分け+ラベル
Google Keepはカード形式のUI、色分け、ラベル、リマインダー、チェックリストなど多彩な機能があります。シンプルメモは入力フィールドと送信ボタンのみ。「今書きたいこと」だけに集中できる環境は、視覚的ノイズを排除したい人に最適です。
どちらを選ぶべきか
- Googleアカウントでメモを管理したくない
- アカウント登録なしで使いたい
- 思いついた瞬間にメールしたい
- 起動速度を極限まで速くしたい
- オフライン時も取りこぼしを防ぎたい
- iOSユーザーでシンプルさ重視
- Googleエコシステムで整合したい
- Android・PCでも同じメモを見たい
- ラベル・リマインダーを使いたい
- 音声メモや画像メモを使いたい
- Google Workspaceと連携したい
- 完全無料で使いたい
よくある質問
Google Keepはサービス終了する?
2026年9月時点で、Google Keepのサービス終了は発表されていません。ただし、2021年にはGoogle Keep Chrome版アプリが廃止された実績があります。Google提供のサービスであっても完全に安全とは言い切れません。万が一に備えてメモをメールでバックアップする方法があります。メモアプリ サービス終了リスクの完全ガイドで詳しく解説しています。
Google Keepのメモを自分のメールに素早く転送する方法は?
Google Keepには直接メール送信機能がなく、「その他」→「送信」→メールアプリ選択→宛先入力の4ステップが必要です。シンプルメモならワンタップで完了。メモのメール転送が日常的なら、シンプルメモの方が圧倒的に効率的です。
Google Keepのリマインダー機能はシンプルメモにありますか?
シンプルメモにリマインダー機能はありません。しかし、メモがメールとして届くため、メールクライアント側のスヌーズ・フラグ・リマインダー機能を活用できます。Gmail・Outlookのリマインダー機能と組み合わせれば、Google Keepのリマインダーと同等の運用が可能です。
Google KeepからGmailに自動でメモを送る方法はありますか?
Google KeepにはGmailへの自動送信機能はありません。手動で共有操作が必要です。シンプルメモは送信ボタンを押すと、あらかじめ設定したメールアドレスに届くため、「書いて送ればGmailの受信トレイに届く」流れを作れます。
Googleアカウントなしで使えるメモアプリはありますか?
シンプルメモはGoogleアカウントも専用アカウントも不要です。既存のメールアドレスを設定するだけで使い始められます。Googleアカウントでメモを管理したくない方に向いています(送り先がGmailなら、メモはGmailに届きます)。
Google KeepとシンプルメモをAndroidとiOSで使い分けられますか?
現在シンプルメモはiOS専用です。Android端末ではGoogle Keepを使い、iPhone側ではシンプルメモを使うという併用も可能です。どちらで書いたメモも最終的にメール受信トレイに集約できるのがシンプルメモの強みです。