メモアプリおすすめ20選
用途・無料枠・共有で選ぶ
最初に「何を残すか」と「どこで読み返すか」を決めると、候補を絞れます。主要20アプリを、入力・整理・共同編集・保存と書き出しの条件で比較します。
迷ったら、写真・手書きも扱うApple Notes / OneNote、短いテキストのGoogle Keep / Simplenote、チーム文書のNotion、MarkdownファイルのObsidianを比較の出発点にできます。メールや設定したノートへ短文を残したい場合はシンプルメモも候補です。
筆者はシンプルメモの開発者です。以下は2026年9月9日に確認した公式資料をもとにした用途別の比較で、20アプリすべての実機テストや総合順位を示すものではありません。速度の記録は、条件を明記した別のベンチマークで確認できます。
2026年にお金を払う価値のあるデジタルノートアプリはどれですか?
必要な機能が無料枠では使えず、試用でその機能の価値を確認できたアプリが、有料化の候補です。ノート数だけでなく、添付、同期、共有権限、復元履歴、AI処理量などを確認します。
たとえばDraftsは既存アクションの実行と作成・編集で条件が異なり、Bearは同期などがProの対象です。Standard Notesは無料でもE2EEのテキスト同期ができます。「暗号化するなら必ず有料」「1台なら必ず無料で十分」とは判断できません。
以下のリンク先で現在の料金・請求周期・地域を確認し、月額換算と年額一括払いを分けて比較してください。学割や既存契約の条件も同じとは限りません。
20アプリの用途と、選ぶ前の確認点
掲載順は順位ではありません。横へスクロールして条件と公式資料を確認できます。キーボードでも表を操作できます。
| アプリ | 候補にする用途 | 選ぶ前の確認点・公式資料 |
|---|---|---|
| Apple Notes | 写真・スキャン・手書きも1か所に | 基本アプリは無料。保存アカウント、iCloud容量、対応端末・言語で使える機能を確認。 公式資料 |
| Google Keep | 短いリストとGoogleサービスでの確認 | 基本利用は無料。通知のあるリマインダーはGoogle Tasks側で管理する現在の仕組みも確認。 公式資料 |
| Simplenote | テキストを複数端末で同期する | 無料。画像・PDFを添付する用途には合わない。オフラインでは事前のログインとノートの取得が必要。 公式資料 |
| Bear | Apple端末でMarkdownとタグを使う | 基本編集は無料。同期・暗号化・高度な書き出しなどのPro機能は、現在のプランで確認。 公式資料 |
| OneNote | 手書き・画像・文章を自由に配置する | ノートブックの保存先と共有権限を確認。Microsoft 365やCopilotの契約条件は基本のノート機能と分ける。 公式資料 |
| Notion | チームの文書・データベース・進捗をまとめる | 無料から開始。必要な権限、履歴、添付容量、AI機能でプランを比較。オフラインはアプリでページの準備が必要。 公式資料 |
| Evernote | ノートブックに資料を集めて検索する | 無料枠は合計50ノート・1ノートブック。月50件ではない。端末数や追加機能も現行プランで確認。 公式資料 |
| Obsidian | Markdownのファイルをリンクでつなぐ | アプリと公式Sync・Publishは別。共有Vaultは同一ファイルのリアルタイム共同編集を提供しない。 公式資料 |
| Standard Notes | E2EEでテキストを同期する | 無料プランにE2EEと端末間同期。リッチテキストやファイル保存はプランを確認し、復旧方法も準備。 公式資料 |
| Obsidian連携シンプルメモ | 短い文章を受信箱や設定済みのノートへ残す | iPhoneで宛先認証と連携設定が必要。無料送信枠と有料機能はFAQへ。メール経路全体のE2EEではない。 公式資料 |
| Drafts | 書いたテキストをアクションで処理・転送する | 作成・編集・同期と既存アクションの実行は無料。アクションの作成・編集などはPro。 公式資料 |
| Joplin | 同期先を選んでノートを保管する | アプリとJoplin Cloudの料金を分ける。E2EEは有効化が必要で、ローカル保存の保護は別。 公式資料 |
| Anytype | オブジェクトを関連付け、端末中心に整理する | 既定のAnytype Networkは暗号化された遠隔バックアップも使う。Local-onlyやSelf-hostは別設定。 公式資料 |
| Heptabase | カードをホワイトボードで関連付ける | カード本文とボード配置の履歴は別。履歴の保持期間に頼り切らず、必要なデータを書き出して確認。 公式資料 |
| Roam Research | 日々の箇条書きと関連する考えをつなぐ | グラフ中心の運用が合う人向け。有料プランや試用後の請求時点を公式ページで確認。 公式資料 |
| Logseq | アウトラインをリンク・プロパティで整理する | DB graphとファイル型graphを区別。DB版を、Markdownファイルだけを直接編集する仕組みとして扱わない。 公式資料 |
| Craft | 読みやすい文書を作って共有する | 無料枠はブロック数などに上限。有料の個人・家族・チームプランと旧Pro契約を区別。 公式資料 |
| UpNote | ノートブックで日常のメモを整理する | 無料は50ノートまで。添付・ロック・Markdown/PDF書き出しなどはPremiumの対象。 公式資料 |
| Mem | AIとノート・タスクを整理する | 料金は新規ノート、メッセージ、Voice Mode、接続先などの枠で変わる。対象データと必要量を先に確認。 公式資料 |
| Tana / Tana Outliner | Supertagでノードを構造化する | MarkdownとJSONで書き出せる。選択ノードのMarkdown書き出しでは画像・動画がファイルとして含まれない点を確認。 公式資料 |
用途別に、候補を2つまで絞る
手書き・写真・授業ノート
Apple NotesとOneNoteで、実際に使うペン入力・スキャン・PDFを試します。機能は端末や保存アカウントで異なるため、使いたいiPad・PCでも同じ資料を開いて確認します。文章だけならSimplenoteやGoogle Keepから始める選択肢もあります。
チーム・中小企業の共有
NotionやOneNoteで、閲覧者・編集者・管理者を分けられるか、必要な履歴を復元できるかを確認します。Obsidian Syncの共有Vaultはファイルを共有しますが、同じファイルで相手のカーソルを見ながら編集する機能ではありません。全参加者にSync契約が必要で、細かな権限分けも未対応です。
研究・執筆・知識の整理
ファイルを自分で管理したいならObsidian、箇条書きをつなぐならRoam ResearchやLogseq、空間にカードを置くならHeptabase、型と項目をそろえたいならAnytypeやTanaを試せます。リンク・タグ・配置が移行後も同じになるとは限らないので、関連するノート数件を書き出して確認します。
短文を受信箱やObsidianに残す
シンプルメモは、設定した宛先へ短文を送り、確認した保管庫や追記先へ残す用途に使えます。最初に宛先認証と連携先の設定を行い、送った1件を受信箱やノートで確認してください。Notionへ自動保存する場合も、Notion連携の設定を別途行います。Standard Notesへ手動でコピーする運用なら、その移動は別工程です。
オフラインとプライバシーを優先する
機内モードで書けること、別端末へ同期できること、運営者が本文を復号できないことは別条件です。Notionはアプリで必要なページを事前に取得します。Standard NotesのE2EE、Joplinの暗号化設定、Anytypeの同期モードなどを実際の保存先に合わせて確認します。
AIで検索・要約・タスク整理を行う
Notion・Evernote・Memなどで必要な機能を選び、処理されるノート・接続先・保持条件を確認します。AIに学習させない方針と、回答生成のために本文を処理することは別です。料金も単なるノート数以外に、音声時間や要求数で変わる場合があります。
課金・移行前に試す5つのこと
- 短文・長文・添付を少量ずつ作る。
- よく使う言葉で、後から必要なメモを探す。
- 必要なページを準備してから通信を切り、編集して再接続後の反映を見る。
- 実際に使う別端末や共有相手の権限で開き、編集できる範囲を確かめる。
- 数件を書き出し、本文・添付・日付・リンクが移行先で読めるか確認する。
すべてのノートを一度に移す前に、この5点と費用を確認します。今のアプリで足りているなら、アプリを増やす必要はありません。入力用と整理用を分ける場合は、受け渡しを自動化できる範囲と手動の工程を決めてください。
速度は、自分の入力経路で確認する
起動時間は端末、OS、アプリの状態、開くノート量、入力開始までに含める操作で変わります。別の条件の数字を混ぜて「どのiPhoneでも最速」と判断しないでください。
よくある質問
最もおすすめのメモアプリはどれですか?
手書きや画像ならApple Notes・OneNote、チーム文書ならNotion、MarkdownファイルならObsidianが候補です。短文をメールや設定したノートへ送るならObsidian連携シンプルメモも候補になります。用途を1つ決め、候補2つで小さく試してください。
無料で使えるメモアプリは?
Apple Notes、Google Keep、Simplenote、Obsidianの基本利用や、Standard Notesのテキスト同期が候補です。同期サービス・クラウド容量・添付・共同編集などの有料条件は別に確認します。
Evernoteの無料枠は月50ノートですか?
いいえ。公式説明は合計50ノート・1ノートブックです。月ごとに50件ずつ追加できる枠ではありません。端末数などの条件も確認してください。
Obsidian Syncでリアルタイム共同編集できますか?
共有Vaultでファイルは共有できますが、同じファイルのリアルタイム共同編集には未対応です。全参加者にSync契約が必要で、細かな権限分けにも未対応です。
暗号化があるアプリなら、メールで転送してもE2EEですか?
そうとは限りません。端末内の暗号化、同期のE2EE、通常のメール配信は別の範囲です。シンプルメモの通常メール経路は、送信APIと配信事業者が本文を扱います。
有料版に切り替えるタイミングは?
必要な機能や容量が無料枠では足りず、試用で価値を確認できたときが候補です。毎日上限に達することだけが理由ではなく、共有権限・復元履歴・添付・同期なども判断材料になります。